手元にあるタンスの肥やしとなった懐かしのキャノンFDレンズ群をまた、使えるようになるのでは? と欲をかいて、K&F Concept製のFDマウントレンズ → キャノンEF-Mマウント変換アダプターを2024年末にポチッた。
30歳代の頃、風景写真にハマった時期がありましてねえ。動くもの撮るわけじゃないし、まだまだFD使うぜ! ってなもんで、もともと持っていた旧FDに加えて、それこそプロカメラマンの皆さまがEOS1(フィルムのヤツ に乗り換えられて大量に、しかも安価で中古市場にあふれたFDレンズを買い漁りまして。
今はクズみたいな値段で売られているけれどいずれニコンのレンズみたいにプレミアが付くに違いない、的な打算もあって、自分がフィルムEOSに乗り換えた後もそのまま握りしめていましたが、いっこうに値上がりなどする気配もなく30年ぐらいが経ちました。
んで、単焦点レンズにハマり始めた近頃、手元にゴロゴロあんじゃん! FDの単焦点、と思い出してアダプター購入に至ったわけです。
ふーん、Made in Chinaで無骨なデザインだけどしっかりしてんじゃん。ん、ナニコレ? 飛び出た長い棒...。写りこんじゃうんじゃないの?
……なんて思ったら、キャノンさまが当時、絞り信号レバー(信号って…… と呼んだ絞り連動レバーを動かすピンでした。
そんな仕組みすら忘れちょりました→ネットでめちょくちょ調べた。これがないと手動で絞りを動かせないんだな。もちろん電気など通らない、100%アナログな仕組み。
FDレンズを装着して、アダプターに設けられたリングをLOCK側に回すと手動でレンズの絞りを設定できるようになるんですな。ただしこの、LOCK-OPENリングはユルユルで簡単に動いちゃうから、使用時には注意がいるかも。
EOS Kiss M2にNew FD50mm F1.4を付けてみました。アダプターの無骨なデザインはNFDに合わせたものだったのかもね。いい感じじゃん♪ ウキウキ
おおおお……。
開放f1.4で撮ったらこんな感じ。でも、Kiss M2の小さなファインダーで正確なフォーカス出すのは大変かもしんないなあ。ま、いっか。それも楽しそうだし。